SSブログ

舌下型ガマ腫の治療法

舌下型ガマ腫の治療法を見つけましたので報告します。

■ 水疱位置と規模:
位置.png


■ 症状:水疱が裂け目を破り続けて治らない(難治性)。
びろーん.png


■ 爪楊枝とポリエチレン樹脂で治療器具を作って使用
(裂け目の畳み込みと傷口全体をカバーする面圧着とを可能にする)
つまようじ+ポリエチレン.png

■ 以下の形状経過を経て治癒。治癒後に再発なし。
経過.png


詳しくは、
・口内を唾液ヒタヒタの状態にして水疱を柔らかくし、
・志村けんさんのアイーンの姿勢で(舌下水疱への唾液流入が一時的にストップする)、
・上の器具で「水疱を畳込んだ状態で面圧着」を続ける、
と、割とあっさり治癒した。
・本件の場合はまず水疱発生の端緒になった炎症原因の歯科材料を置き換えた (右下5番の治療)。

ガマ腫根治の治療法としては舌下腺摘出術というのが従来の技術常識ということですが、
本件治療法によれば根治に舌下腺摘出等は必要となりません。
(当経緯等は昨年12月14日、25日に歯科大へ報告しました。類似の難治性水疱腫に困っている人達の利益となりますように。もし矯正器具応用等で治療器具ができたらハンズフリーになって進歩性があります。)


[ 付記 ]
・乾燥状態になって組織の水分量が少なくなると水疱が膨らむ(水疱が膨らみ広がって乾いたままの状態では裂け目がくっつかず、繰り返し拡がって裂ける)。睡眠時には唾液低減状態になるので、就寝時点で完全に治っていなければ睡眠中に再び裂けて ジワジワ拡がり再発を繰り返すらしい。→ 就寝前に完全にくっついている状態に至るまで、コツコツ裂け目を畳み込んで圧着を続けると治癒。
・もし一度、唾液腺出口の上に炎症等による水疱がかかると、以後は炎症が起きない程度に原因材料が除かれても、薄膜部分に流入し続ける唾液のために切欠き脆性的な破裂を繰り返しながら水疱が維持される状態が続くようです。なお5月以降の経過記録に照らし、本件水疱発生のきっかけは歯科材料に起因する炎症である点には疑いを差しはさむ余地がありません。

この記事が、舌下ガマ腫に困っている人達の利益となりますように。


(追記)
この右下5番の銀歯は15年間ほど(2002年頃~2017年5月)自分の歯に埋め込まれていました。誤って削られた歯でした。外れるまでの間、因果関係はわかりませんが自分はいくつかの顕著な体調不良を経験しました(実験室での意識朦朧、痔出血と、皮膚疾患は歯科材料との相関を疑います)。
2016年10月-2017年春頃から妙に尿意が強くなり2017年5月頃に水疱が発生しました(それらは詰め物除去直後に極端に症状が軽くなったことから相関を疑う)。外してもらう前夜は横になると心拍が上がったり意識朦朧としたり、けっこう苦しかったのを覚えています。頭の方向を変えたりポリエチレン材で被覆したりして「この詰め物から何かが漏れている」と気づいて近くの歯科診療所で措置を受けられなければどうなっていたか分からない(本件ではレントゲン受診で詰め物が剥がれ剥離面が痛んでいる状況を確認できましたが、もし詰め物像に接合面が隠れている場合は剥離を見落とす可能性もありそうです)。以上、情報共有します。
コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。